街中の喧騒からはなれ、のんびりとした一時をすごしたい。 食べやすく綺麗に盛付けられた蕎麦より、鄙びた感じの素朴な蕎麦がいい。 店構えや装飾にこだわる店よりも、蕎麦そのものにこだわる店がいい。 |
|||||||||||||||||||||||||
仙台市からスポーツランドSUGOを目指して南下、そのSUGOゲート前を通りすぎると、ほどなく左手に「民話の里」が見えます。民話の里の反対側、普通の民家のような処が「千寿庵」です。 この里は姥ケ懐と呼ばれ、むかし源平合戦で敗れた平家の落ち武者の里ともいわれています。人々は「渡辺綱の鬼退治」の伝説を語り継ぎ、今も住人のほとんどが「渡辺」姓を名乗っています。 |
|||||||||||||||||||||||||
この静かな山あいの里に自然と共に過ごしてきた半世紀、 人生も折り返し点を過ぎた日、ひょんなことから蕎麦づくりに 毎日を賭けるようになりました。 子供の頃に食べた、懐かしいあの味を求めて食べ歩きもしましたが、 なかなかあの頃を思い出させるような味を感じる店に、めぐり会うことはあまりありませんでした。 “よしそれでは自分が何とかして、甘味と香りのあるあの田舎の蕎麦をこの手でつくりたい” そんな想いから自分の店をつくりました。 |
|||||||||||||||||||||||||
“ゆっくりと蕎麦を味わってほしい” 正直いって店構えにはあまりお金はかけていません。 都会的でお洒落な店でも、くつろげなければ美味しい蕎麦は味わえません。ちょっと鄙びているけど、なんか懐かしいふるさとに帰ったような店。そんな優しさとあったかみのある店を目指しています。どうぞ、自分の実家に帰ってきたように、ゆっくりとお過ごしください。 |
|||||||||||||||||||||||||
民話の里 千寿庵 SUGO 村田町内 至 仙台 詳しくは案内地図をご覧ください |
|