周 辺 散 策

 

のんびりとゆったりと、千寿庵の近くを散策してみませんか。

ここは観光地ではありませんので有名な名所旧跡はありません。

しかしながら、昔から語り継がれた伝説や信仰など、

訪れた人が「ほっ」とするような、安らぎがここにはあります。

 

              ここ姥ヶ懐の里は、大昔から住み良い処だったのではないでしょうか?

発掘された石器や土器類、今でも信仰を厚くしている「千咾不動尊」や「姥神様」。

また、亡き父が話してくれた「おらがちゃっこいどき聞いた……」姥の手掛石の伝説、

渡邉綱の鬼退治伝説、金の茶釜が沈んでいるという「茶釜ヶ池」の伝説など、

多くの伝説が語り継がれています。

ご希望の方にはご案内もいたしますし、語り継がれてきた伝説もご紹介いたします

 

 

姥ヶ懐地区の信仰を厚くする姥神様。

千寿庵のすぐ後ろ。

姥の手掛け石。

金太郎の子守りをしていた姥が、欅の根元の湧き水を飲もうとして石に手をついたら、その跡が手形とした残ったと伝えられている。

 

千寿庵全景とうしろに聳える欅と榧の大木。

 

欅の大木の根元にある小さな湧き水。

どんな旱魃のときでも枯れた事がないと伝えられている。

 

 

発掘した石器や土器の一部。

田畑での農作業中にみつけた。

千咾不動尊。

近郷近在の信仰を今でも厚くしている。

滝の中心部の岩を掘りぬき、不動尊が鎮座している。

城の森の遠望。

その昔、平泉藤原氏の秘密の出城があったといわれている。

茶釜ヶ池。

青く澄んだ池の底には、

金の茶釜が沈んでいるといわれている。

 

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